スムーズな引越しのために、事前準備はしっかり行いましょう。

アドバイス

  • 手続きに必要な証明書や書類、また手続きが終わってから交付された証明書類や領収書は、整理してひとまとめにファイルしておきましょう。これらの書類は、引越し後にも必要なものも多いので、しばらくはファイルはバラさずに保管しておくのが賢明です。
  • ほぼ全ての手続きに印鑑が必要なので、引越し前後の外出にはいつでも印鑑を持参するほうがいいでしょう。預金通帳などで、それぞれ登録印鑑が違い、何本もの印鑑を使い分けている場合は、窓口であわてないように、前もって確認しておきましょう。
  • 認印、銀行印、実印などはファイルと一緒にしておくと便利ですが、通帳などもいっしょに持ち歩くケースも多いので、日頃以上に慎重に保管しましょう。
  • 役所の手続きは、各市区町村によって異なる部分も少なくないので、必ず事前に担当部署に電話をして、手続きの手順や必要書類を確認しておきましょう。

手続きの流れ

時期 手続き内容 届け先
1カ月前 現住居の家主または入居時仲介業者に退去の連絡をする。※1 家主または仲介業者※2
2週間前 公共料金の銀行口座振替を停止する。 取引銀行
電気会社・ガス会社・水道局へ停止連絡。※3 各社営業所
6日前 住居転出届 旧住所の市区町村役場
印鑑登録 役所
国民健康保険 役所
福祉関係の手続き (児童手当・年金など) 役所
新聞解約・精算 新聞販売店
5日前 転校届 転入学先の学校長
ペット類 保健所
郵便物の転送 旧住所の所轄郵便局
4日前 電話の移転 旧住所の所轄NTT窓口
家賃の精算 大家
水道料金の精算 旧住所の所轄水道局営業所
3カ月前 電気ガスの精算 各社の所轄営業所
引越し後 住民転入届 新住所の市区町村役場
運転免許証の住所変更 新住所の所轄警察署
自動車の登録変更 引越し先の陸運事務所
ガス・水道・電気・電話の銀行振込 取引銀行
新聞購読 新聞販売店
  • ※1 現実には入居時仲介業者に連絡をするケースが多い。また、特約等に退去の申し出を1カ月以上前に設定されている場合は、その指示に従います。
  • ※2 この場合葉書など配達証明郵便で通知するのが良い。電話連絡した場合、必ず担当者の氏名役職を確認する。
  • ※3 各領収書に連絡先が書かれています。

引越し本番

引越しには、家具を運ぶだけではなく、いろいろな手続きが必要になってきます。手際よく進めるためにはまず準備。

POINT01: スケジュールをたてよう

荷造りの計画や、引越しに伴う手続きのスケジュールをあらかじめ立てておきましょう。

POINT02: 引越し方法を決めよう

宅急便感覚の引越しプランからすべておまかせのプランまで、幅広く用意されています。予算、距離、時間などを考慮して最良の引越し方法を決めましょう。

POINT03: 見積りをとろう

初めての引越しの時は、業者選びに迷います。2~3社から見積りをとって、値段とサービス内容を比較検討しましょう。

POINT04: 荷造りはこうする!

引越しでいちばん面倒なのが荷造り。しかしこの時こそ持ち物の整理ができるチャンス! 要るものと要らないものをしっかり分けましょう。

  • 項目を立てて荷造りするものを細かく書き出します。
  • 重いものは小さな箱に、逆に衣類などの軽く、かさばるものは大きな箱に入れます。
  • 普段よく使うもの、引越し後すぐに使うものは、すぐ出せるようにしておきます。
  • 箱に何をしまったかも明記しておきましょう。
  • 荷物の搬出・搬入時には立ち会いをおすすめします。紛失や破損など後でトラブルとなる可能性があるからです。

引越しグッズ

段ボール箱

必需品。ファミリーの場合では50~70個ぐらいは必要です。引越し業者によっては無料で提供してくれるところもあります。

ガムテープ・ビニールテープ

業者が用意してくれる場合があります。そうでない場合は自分で用意しておきましょう。

マジック・サインペン

ダンボールの中に何が入っているか明記します。油性がよいでしょう。

ハサミ・カッター

荷物を解梱するときやビニールテープを切るときに必要です。出しやすいところにしまっておきましょう。

ボロ布・古毛布

オーディオ類を包みます。湿気を嫌うものはラップなどで包むとよいでしょう。

その他あると便利なもの

新聞紙はたくさん用意しましょう。何かと役にたちます。 軍手も荷造りの際、ケガをする可能性があるので、用意しておくとよいでしょう。

梱包のポイント

食器類・割れ物

1つずつ新聞で包み、すき間のないように箱につめます。同じ形・大きさのものは一つにまとめてしばります。

冷蔵庫

中のものを早めに整理。前日までにコードを抜いて、霜取皿の水を捨てて中と外の掃除をしておきます。

衣料

たたんだり丸めたりして箱に入れるのが基本です。業者によってはハンガーにかけて運搬できるボックスを用意してくれます。

家具

引出しの中身を整理します。空になった引出しは開かないようにひもでくくります。鍵はかけない方がよいでしょう。

パソコン・オーディオ類

衝撃にとても敏感です。ボロ布やタオル等を使って、移動時のショックを防ぐように保護します。

ビン類

新聞紙でくるみゴム・テープでとめます。箱のフタは中に折り、同じ大きさのものを詰める。縦と横にヒモをかけて、固定。底にガムテープを十字にはります。

ふとん

2つか3つに折りたたんで重ね、ふとん袋をかぶせます。この時、貴重品や割れ物を中に入れないように。

エアコン

室内外の機器は、ホースでつながっています。そのホースには特殊なガスが充填されているため、取り外しは素人にはムリ。引越し業者にはエアコンの取り付け取り外しサービスを行っているところもありますが、通常は別途料金が必要です。

ストーブ

細心の注意を払いましょう。灯油タンクの中は空にします。温風ヒーターも同様。